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熱海市財政危機宣言について

熱海の夜景
2006年12月5日熱海市市長 齊藤 栄氏が「熱海市財政危機宣言」を出した。

夕張市の件から間もない今、熱海市市民としては
スルーするわけには行かない話題である。

結論から言えば、全く健全な動きであったと思うし、
むしろ、このような動きを期待する流れが、
齊藤 栄新市長を当選に導いたと推測される。

財政難であることは、数字を見れば明らか。
現状を把握して、具体的な方策を採って行く事が大切だ。
ヤバイ時に、下手に希望を持って動くのは何よりヤバイ。

頑張れ、新市長!
みんなで応援していこう!

・・・と、これで良いんじゃないかと思うが、
地元観光業界、市議会、商工会議所等が一斉に反発。
「宣言撤回」を求める事態に発展。

「夕張市を連想させ、イメージダウンだ」と、言う。


熱海市民全てが観光業に従事しているとでも考えてるんだろうか。

現在も、観光客を受け入れる為に、
市民の数には不釣合いなインフラ、明らかに誘客を目的とした設備投資等、
観光業に従事していない市民から見れば、
住民無視とも言える税金の使い方をしているように見える。

挙句の果てに
” 観光客のイメージが下がるから、財政危機は伏せておけ ”
という話をされてしまうと・・・さすがに考えさせられる。

「観光客が来なくたってオレは困らない。
ただ、定められた税金は納めてんだから市政はしっかりやってくれ。」
とも言いたくなる訳だ。

まぁ、とにかく頑張れ!齊藤 市長!!
何かできる事があったらやりまっせ!!

2006/12/30 00:26 Comment(0) | TrackBack(0)

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